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私は小学生時代、仲のいいA子がいました。私とA子は、いつも一緒でした。

夏休みのある日、A子はスイミングスクールに通っていて、その日は遊んでいませんでした。
私は暇が嫌いだったので保育園の時親友だったC子を誘って遊んでました。
私とC子はC子家で楽しく話していました。C子はA子が嫌いでした。
保育園の時の親友をとられた事でA子に嫉妬していたのです。
C子(以下C)「ねぇ、A子ってうざくない?」
私「え?なんで…?」
C「だって、よく人の友達盗るじゃん。B子(私)も盗られたしぃ。ムカつく!B子もそう思うよね?」
C子の迫力のある声に私は反抗できず、つい私は「うん」と言ってしまいました。C子は満足そうに言いました。
C「ねぇ、明日も遊ばない?」
私「え?でも…」
C「だって、A子うざいじゃん。」
私はためらいました。でも私も内心なんとなくA子よりC子といた方が居心地よいと感じていました。
私「明日、遊べたら電話する…」
C「わかった!」
翌日、優柔不断の私はC子を選んでしまいました。A子には電話で遊ぶ事を断りました。
理由は親と出かけるという事にして…。それからは、A子からの電話に嘘をつき続ける毎日が続きました…。
内心A子に悪いと思いました。それでも私は居心地のいい場所で笑っていました。
夏休みの終わりごろには、A子からの電話はなくなってきました。きっと、A子は気付いていたのでしょう。
新学期になり、私とC子は学校でも一緒にいました。そしてA子はいつも一人でした。
A子は気が弱く、1年生の時は一人ぼっちでした。2年生になって、私がA子に声をかけたのがきっかけで
仲良くなったのです。私のいなくなったA子はとても暗かったです。誰とも仲良くしなく、休み時間に、
教室いる事はなくなりました。噂によるとカウンセラーの所に行ってるらしいです。
二学期も中頃になると、私はA子の事を忘れ、C子と仲良く遊んでいました。
いつしかA子は学校に来なくなりました。私は気にも止めず、クラスの大半もA子をどうでもいい存在だと思っていました。
時は過ぎ、私は6年生になりました。そして、携帯も買ってもらいました。周りの子も携帯を持ってる子が多かったので、
毎日大量のメールがきました。
ある日、こんなメールがきました。『今私は、このメールを5人に送りました。あなたも5人にメールを送って下さい。
送らないというのなら私はまたメールを送ります。』チェンメかぁ…と私は溜め息をつくとそのメールをすぐ消しました。
チェンメはただのくだらない遊び、と思ってたから…。その5分後、またメールがきました。
確認するとさっきのアドレスでした。私は、またか…、と思い消そうとしましたが、件名に『A子より』と表示されていて、
私はびっくりしてそのメールを見ました。『B子…私はあなただけを信じてた…。あなたは私を裏切った。
許さない…許さない…。私はあなたに最後のチャンスを与える。今日8時に〇×マンションの前に来て…』
8時というのは後5分後。私は急いで〇×マンションに行きました。〇×マンションにつくと今はもう2分前…。
携帯で時間を確認した私はまたメールがきたのに気付きました。『後ろ』そのメールを見たとたん、
私の背中に寒気がはしりました。ゆっくりと後ろを向くと…、そこにはA子が…。『B…子』そう言うとAこは
消えていきました。放心状態で立っているとA子のお母さんが家から出てきました。「B子ちゃん!?今A子がA子が…」
泣きじゃくるA子の母親を見て私は急いでA子の部屋に入りました。そこには赤い血文字で『呪う』と
大きく書かれていました。A子は腕を切っていて…、恐らく死んでいる事でしょう。私は腰を抜かし、
その場に倒れこみました。そして、聞き覚えの無い着メロが…。私の携帯からでした。
『呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う』「いやぁーーーーーー!」と
私は叫びました。



私はまだA子の呪いが怖いです。あなたの知ってる人●人送って下さい。そうじゃないとA子からメールが届きますよ…

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